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ラベマイまこと

横河武蔵野アルテミ・スターズ凸版印刷株式会社 所属

グラウンドに羊?スポンサーの広告撮影

こんにちは、ラベマイまことです。

今日は、オーストリアでの所属チーム・ブランビーズで参加した、様々なイベントについて話そうと思います。

ブランビーズでは、チームのスポンサーやファンとの交流イベントなどの多くのイベントがありました。

ファンの方との交流イベントでは、グラウンド一面にさまざまなイベントブースを作って並べます。サイン会やマジックショー、大縄とび大会など、選手たちと気軽に交流しながら参加できるイベントブースもあれば、お菓子やジュースなどの飲食ブースもたくさん出ていて、とても魅力的なイベントでした。

日本では、あまりこのような大きい規模のファンの方との交流イベントは見かけないので、とても面白いなと思いました。

オーストラリアに来てから知り合った日本人の方が遊びに来てくださってとても嬉しかったです。お子さんがとても人見知りなのですが、なんとか一緒に写真を撮ってくれました!笑 

その方は、その後もホームゲームは全ての試合を会場に足を運び、見に来て下さったり、困った時に助けて下さったりと、ふとした時に不安や寂しさを感じる海外の地で、心強く、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

チームスポンサーさんとのイベントでは、広告撮影もありました。

一つはビール会社の撮影で、ドローンなどを使用した本格的な撮影でした。もう一つは牧場の方たちとの撮影で、グラウンドまで羊と犬がやってきました。牧羊犬が羊たちの群れの統率を取るように、私たちも羊の群れの統率をとってみるというチャレンジ企画で、とてもユニークでオーストラリアっぽくて面白いなと思いました!笑

チャレンジは2チームに分かれてやったのですが、私は後攻のチームで参加することに。最初のチームが中々うまくいかず、羊たちに頭の上を飛び越えられたり、檻の外に飛び出したりされているのを見ていたので、落ち着いて全員で羊たちを囲んでじりじりと追い込む作戦を実行し、見事、成功しました。

ある時は、オーストラリアの学校で使わなくなった教室の机や椅子などの家具約100点を貧困問題で困っているというパプアニューギニアに送るためにコンテナに積む作業も行いました。

これはとても大変で、大量の重い家具を全て運び終わるまでに4時間かかりました。この次の日に試合があったので、全身筋肉痛の状態で試合に挑むことになりました!笑 

他にも、ホームゲームの試合準備のために道具を会場に搬入し、スポンサーさんの看板などの装飾を行なった日は、作業に6時間かかり、そのままバタバタと練習に行く日などもありました。

試合準備に携わったことで、普段、私たちが試合をするために見えないところで準備をして下さっている方がいることを実感し、改めて感謝をしなければならないと思いました。

私はブランビーズのチームマネージャーさんの家に住ませてもらっていたのですが、普段のマネージャー業に加えて、試合後には毎回メンバーの大量の汚れたチームジャージやソックスを洗濯してくれていました。

オーストラリアで1シーズンを過ごし、本当に普段からたくさんの人に感謝しなければならないことを改めて実感することができました。

ブランビーズ(BRUMBIES):オーストラリア・キャンベラを拠点にするラグビーチーム。男子はスーパーラグビーの強豪で2020年には総合優勝、女子もスーパーウィメンズ(豪州版女子スーパーラグビー)に参戦する。

BRUMBIES https://brumbies.rugby
写真・文:ラベマイまこと